医療系免許について(はじめに)
学生の方で医療系の職種を進路に考えている方。
また社会人で、医療系の免許を取得して転職したい方。
背景や思いは各々違うと思いますが、まず念頭に置いて戴きたい点があります。
「儲かるから」という理由ならば、その考えは間違っています。
医療系職種の最大の魅力は「専門性による雇用の安定」です。
年収の上昇を望んで転職のきっかけにしたい場合、それ相応の免許や資質が無いと稼ぎは良くなりません。
またそれら医療系職種に必要な免許には受験資格が設定されており、正規の教育機関を卒業しているか、○年過程の大学を卒業しているか、大学院前期課程卒業(修士)が必須なものまで多岐に渡ります。
医療系職種で食えるか食えないかを判断する場合、その職種には次に挙げる項目が該当するかを見てください。
(1)独占業務を持つ免許かどうか。
(2)免許取得者が供給過多かどうか。
また独立開業する場合は次の項目も必須になります。
(3)「医師の指示のもと」の業務ではないこと。
次のページから細かく見ていきましょう。